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2013-03-05 12:00

その他

50%の電力削減を実現、ロームが本社施設に自社製LED照明を全面導入

LED
2,000万円以上のコストカット
半導体メーカーのロームは2月28日、本社施設内のオフィス部分および工場に至るまで全面的にLED化を実施すると発表した。

現在、導入を進めており3月中に約13,300本の自社製「直管形LEDランプ」の全面導入が完了する予定。

近年、社会的な節電要請の高まりにより、各種施設のLED化が進む中、同社でも2010年5月に省エネビルとしてリニューアルした「ローム京都駅前ビル」の照明関連設備に自社製LED照明を全面的に導入している。

本社施設への導入で、1日あたり約6,200Kwhの電力削減、年間電気代換算で2,000万円以上のコストカットを見込んでおり、従来の蛍光灯に比べて照明部分だけで約50%の電力削減を実現するとともに、安定器で必要としていた待機電力も不要となる。

資源エネルギー庁長官賞を受賞
ロームの半導体技術を活かした「直管形LEDランプ」は、目に優しい広がりのある明かりが特徴で、さらに高効率の電源回路により、業界トップクラスの省エネ性能(発光効率)を誇る。

また、「ローム京都駅前ビル」のリニューアルではダブルスキンカーテンウォール、高効率空調機器、太陽光発電、屋上緑化、雨水再利用など、様々な環境対策設備を導入し、環境に配慮した省エネ型のオフィス空間を実現し、年間で約44%の電力削減を達成した。

この成果は財団法人省エネルギーセンター主催(経済産業省後援)の平成23年度省エネ大賞において、資源エネルギー庁長官賞を受賞するなど、各方面から高く評価されている。

今後は国内ロームグループの各種施設においても順次LED照明への切り替えを進め、積極的な環境負荷の低減に取り組んでいく。

外部リンク

ローム株式会社
http://www.rohm.co.jp/web/japan/home
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