2013-03-09 10:00
エコ
東電とNEDOが千葉県銚子市で国内初「沖合洋上風力発電」の実証運転を開始

洋上風力発電技術の確立に向けて
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と東京電力は3月4日、共同で千葉県銚子市の沖合約3kmの海域に設置した、国内初の洋上風力発電設備が完成し、本格的な実証運転を開始したと発表した。この設備は実際に洋上風車で発電した電力を陸上に送ることで、風車の信頼性や継続的に発電を行うために不可欠なメンテナンス技術など、沖合洋上風力発電の導入や普及に必要な技術の確立を目的とするもの。
国内初の沖合設置
国内ではこれまで、港湾や海岸線沿いに風力発電施設が建設された実績はあるが、今回のように沖合に設置するのは初の試みとなる。この設備は、風車の基礎部分を海底に固定した着床式で発電出力は出力2,400kW。
NEDOの洋上風力発電等技術研究開発では、日本海側でも実証研究を予定しており、現在、福岡県北九州市の沖合1.4kmの海域で出力2,000kWの洋上風力発電施設の建設を進めている。
外部リンク
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)│プレスリリース
http://www.nedo.go.jp/news
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