2013-03-28 12:00
太陽光発電
三菱商事がイタリア最大級の太陽光発電事業に参入

合弁会社として運営
三菱商事は3月19日、株式会社産業革新機構(以下、INCJ)及びイタリアSolar Ventures S.R.L.(以下、ソーラーベンチャーズ社)とソーラーベンチャーズ社がイタリアで運営中の太陽光発電事業を今後3社で行うことに合意したと発表した。この事業で三菱商事とINCJは、初めてイタリアでの太陽光発電事業に参入することになる。
三菱商事とINCJはソーラーホールディング社の株式を譲り受け、今後はソーラーホールディング社を、三菱商事50%、INCJ35%、ソーラーベンチャーズ社15%の合弁会社として運営する。
世界第2位の太陽光発電導入量
ソーラーホールディング社がイタリア国内に保有する太陽光発電所は現在19か所あり、総発電容量は4.2万kW、総発電量は58GWh。現在、イタリアの約2万世帯にクリーンな電力を供給している。
ソーラーホールディング社はイタリアで再生可能エネルギーが導入され始めた初期段階から太陽光事業に参入し、これまでに10万kW以上の開発・運営実績を有している。
イタリアは日本の約1.25倍と世界でも有数の日射量を誇り、ドイツに次いで世界第2位の太陽光発電(16百万kW)の導入量となっている。
三菱商事とINCJは、太陽光発電の先進国であるイタリアで日本企業がリードする大規模なプラットフォームを形成し、同国における発電事業の展開及びノウハウの蓄積に邁進していく予定。
今後も同国での太陽光発電事業の拡張に併せて3社は10万~15万kWの発電容量追加取得を検討しており、積極的に太陽光発電事業を展開していく。
外部リンク
三菱商事|プレスルーム
http://www.mitsubishicorp.com/
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