2013-04-08 19:00
太陽光発電
東京ドーム40個分、コメリが店舗と物流センター屋根で発電事業を開始

売電収入で照明をLED化
新潟県に本店を持つホームセンターチェーンコメリは4月3日、太陽光発電による売電事業を開始すると発表した。同社グループが運営する店舗並びに物流センター(国内9箇所)の屋根に太陽光発電システムを設置する予定で、総屋根面積は、約1,850,000㎡(東京ドーム約40個分)もある。
発電した電力については全量を電力会社に販売し、売電収入は施設照明のLED化など、節電投資に使用することも検討されている。
屋根を利用した売電事業相次ぐ
同社は手始めに今月から茨城流通センターで発電施設を稼動し、9月を目処に高崎、三重、九州にある3カ所の流通センターでも稼動を開始する予定となっている。現在発電の目処が立っている4つの施設の発電能力は合計3300kWで、一般家庭の約900世帯分の消費電力量に相当する。
今後は、日照時間や面積を勘案した発電効率等を踏まえて、大型店舗を中心に順次導入を検討している。
なお、運営管理は北星産業(コメリの100%子会社)、施工はNTTファシリティーズが手がける。
最近では関東総合輸送やミサワホームなども、物流拠点や倉庫屋根を利用した太陽光発電による売電事業をスタートしており、企業の売電事業への参入が続いている。
外部リンク
コメリホームセンター│ニュースリリース
http://www.komeri.bit.or.jp/
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