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2013-04-14 18:00

太陽光発電

小田急電鉄が世田谷区の電車基地内で太陽光発電事業をスタート

小田急電鉄
エネルギー情勢ふまえ
小田急電鉄は3月29日、東京都世田谷区喜多見の電車基地内と周辺施設に太陽電池パネルを設置し、「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を活用した太陽光発電事業を開始すると発表した。

同社では国内の環境、資源・エネルギー情勢を踏まえ、再生可能エネルギーである太陽光を利用した発電事業に取り組むことで、今後の電力需要に対応するとともに、CO2排出量を抑制して環境負荷低減にも貢献したい考えだ。

来年3月に運転開始
パネルを設置するのは、喜多見電車基地内や周辺建物の屋上・屋根部分などの未利用スペース。

計2.588枚設置し、発電は能力590.2kW。

発電量は一般家庭の約160世帯分に相当する、年間約579.000kWhの電力を供給する見込みで、年間CO2排出削減量は約269t。

発電した電気は東京電力に売却予定。

着工は今年9月で、来年3月の運用開始を予定している。

車庫や予備地、敷地跡など、広大な土地と施設を保有する鉄道会社が相次いで太陽光発電事業に参入している。

今回のように「固定価格買い取り制度」を活用し売電を行う場合もあれば、JR東日本や東京メトロは自社の鉄道運行や駅施設で使用している。

鉄道各社が遊休資産を活用する上で、太陽光発電事業は、リスクも低く期待も大きいようだ。

外部リンク

小田急電鉄│ニュースリリース
http://www.odakyu.jp/program/
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