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2013-04-09 19:00

エコ

北九州市沖合に洋上風力発電、日本海側で実証スタート

風力発電
太平洋側に続き
NEDOは4月3日、沖合いにおける洋上風力発電の実証研究において、日本海側では初となる福岡県北九州市沖約1.4kmの海域に定格2,000kWの洋上風車の設置を完了したと発表した。

2012年7月には風速や風向を測定する洋上風況観測タワーを設置し、10月から観測を行なっている。

洋上風車による発電の開始は今年6月の予定。

風況観測システムによる洋上風況特性の研究と並行して、実際に洋上風車で発電した電力を陸上に送電する。

これによって風車の信頼性や継続的に発電を行うために不可欠なメンテナンス技術など、沖合い洋上風力発電の導入普及に必要な技術の確立を目指す。

沖合での着床式風車
千葉県銚子沖では、今年3月にNEDOと東京電力が共同で沖合約3kmの海域に国内初の洋上風力発電設備(出力2,400kW)を完成させている。

今回の風車も銚子沖と同様の着床式で、風車の基礎部分を海底に固定したもの。

着床式の風車を沖合に設置するのは、銚子沖が国内初の事例となった。

洋上では陸上に比べてより大きな風力が得られるため、風力発電所を洋上に建造した場合、より大きな電力が供給できると考えられている。

外部リンク

NEDO│ニュースリリース
<a href=" http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100185.html" target="_blank">http://www.nedo.go.jp/</a>
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