2013-04-29 10:00

太陽光発電

アジアの空港最大「KIXメガソーラー」建設へ

関空
共同投資会社「SFソーラーパワー」による建設合意
2013年4月23日、新関西国際空港株式会社と共同投資会社「SFソーラーパワー」は関西空港内に大規模太陽光発電施設「KIXメガソーラー」を建設することに合意したと発表した。

「KIXメガソーラー」は人と地球にやさしい「環境先進空港」を目指す「スマート愛ランド構想」の取り組みの一環である。発電出力はアジアの空港の中で最大の約11600キロワットとなる見込み。今年半ばからの着工で、来年初めの稼働が予定されている。

新関西国際空港株式会社はB滑走路の南側誘導路拡張予定地沿いの約96700平方メートルなどのスペースを提供し、そこにソーラーフロンティア株式会社が提供するCIS薄膜太陽電池を合計72000枚が設置されるという。これによる年間発電量は一般住宅の年間電力使用量の約4100世帯分に相当する。

「SFソーラーパワー」の第一号案件
共同投資会社「SFソーラーパワー」はソーラーフロンティアと株式会社日本政策投資銀行(DBJ)が合同で設立した組織で、「KIXメガソーラー」の建設はその第一号案件となる。

「KIXメガソーラー」の稼働後は再生可能エネルギーの推進に賛同する地域金融機関などによる事業参画も検討される予定だ。

外部リンク

アジアの空港で最大級のメガソーラー建設
http://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2013/files/
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