エネクトニュース

清水建設は4月12日、兵庫県赤穂市で約35億円を投じ、出力1万kWのメガソーラープラントの開発に着手したと発表した。

同社は発電事業に向け新たに同社が100％出資する子会社「赤穂太陽光発電（株）」を設立し、建設資金の調達、完成後の施設運営等を行う。

兵庫県赤穂市西浜町西浜工業団地内に位置する16万m2超の土地で、この4月から建設を開始し、工期は約1年間。プラントの運用開始は来年4月を予定している。

建設地は温暖な瀬戸内海気候下に位置することから年間を通じて日照量が多く、安定した発電量を見込むことができる。

発電した電力は全量を関西電力に売却する契約を締結する予定。

同事業は長期ビジョンで示したストックマネジメント事業とサステナビリティ事業の強化方針に基づくもので、長期的に安定的な収益をもたらし、業績に貢献するとしている。

清水建設では建設技術とエンジニアリング技術の融合により、新エネルギー開発を行っており、風力発電所やマイクログリッド、バイオマス発電や熱利用についても取り組みを進めている。

今回のメガソーラープラントでは、先進的な施設運営を、全国で計画されているメガソーラープラントのモデルとし、受注拡大に貢献させたい考えだ。

外部リンク

清水建設│ニュースリリース
http://www.shimz.co.jp/