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2013-05-06 16:00

太陽光発電

センコーが国内7カ所の物流センターで太陽光発電

物流倉庫
自社利用に続き売電事業も
大阪に本社を持ち物流事業を手がけるセンコーは4月30日、国内の物流センター7カ所に太陽光発電設備を設置し、今年10月以降に順次売電事業をスタートすると発表した。

センコーでは環境負荷軽減に関する取り組みの一つとして、物流センターの屋根や屋上、壁面を利用した太陽発電に取り組んでいる。

現在、千葉、大阪、岡山の物流センターなどで自社使用を目的とした太陽光発電を実施しており、今回新たに売電拠点として7カ所を加え、計10カ所で太陽光発電を行うことになる。

屋根への設置で室温も低く
各拠点に設置する太陽光発電設備は合計で発電能力5.3MWとなる見込みで、5月から設置工事を開始、10月から11月にかけて順次稼動し、東京電力管内3カ所、中部電力、関西電力管内各1カ所、九州電力管内2カ所の計7カ所で全量売電を予定している。

今回太陽光発電を行う7カ所合計のCO2削減効果は年間2,800tと試算されており、屋根に設置することで物流センター内の温度が3~5度低下することが見込まれており、地球環境面への取り組みとしても大きな効果が期待される。

センコーでは2013年以降の新規拠点計画においても売電事業を検討しており、今後も拠点を増やしていく方針だ。

センコーはCNG(圧縮天然ガス)を燃料とする大型トラックを導入し、「低炭素型自動車交通推進事業(トラック分野)」の「低炭素型エネルギー活用促進事業」に参画しており、グループの教育訓練施設「クレフィール湖東」では電気自動車の走行実験を支援するなど、環境負荷低減に向けた取り組みを行っている。

外部リンク

センコー│物流センターを利用し太陽光発電事業に参入
http://www.senko.co.jp/
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