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2013-05-07 16:00
その他
町田市が蓄電池内臓で停電時にも点灯可能なLED街路灯を整備

災害時の帰宅困難者対策に
東京都町田市は4月23日、市内の企業集団「多摩高度化事業協同組合(まちだテクノパーク)」と共同で、停電時でも街路灯が点灯する“町田市災害・停電時LED街路灯 仮称『消えないまちだ君』”を、開発したと発表した。『消えないまちだ君』開発の背景には、東日本大震災の際市内でも街路灯が点灯せず、夜間の帰宅困難者等に支障をきたしたことがある。
このLED街路灯は、今年2月に町田市とまちだテクノパークの連名により特許を出願し、9月~11月には町田駅前通りに13基設置する。
低コストで工事も簡便
このLED街路灯は、従来の停電時点灯街路灯とは違い、既設の街路灯柱内に『バッテリーユニット』を設置するだけという工事の簡便さに加え、低コストで景観を損なわず安全性にも配慮した、新しい製品だ。バッテリーユニットがコンパクトなため、灯柱内に設置することができ、日照条件に左右されずどこでも設置可能で、価格は既存製品の1/3~1/2程度と低コスト、通常の街路灯の外観に変更がなく、8時間から24時間(最大で3日間)と点灯時間も長い。
既設灯具のLED化により、通常時の電気使用量低減やCO2削減を図ることで省エネルギーの向上にも寄与する。
町田市地域防災計画にもとづき、夜間の停電時でも街路灯を点灯させ、避難道路等の安全を確保することができるように順次設置を予定している。
外部リンク
町田市│町田市災害・停電時LED街路灯 仮称『消えないまちだ君』を開発しました
http://www.city.machida.tokyo.jp/
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