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2013-05-18 10:00
その他
大日本商事、高光量で燃料コスト4分の1の集魚用LED水中灯システムを発売

4,000W相当の高光量
大日本印刷株式会社の子会社の大日本商事株式会社は、5月10日、漁業の集魚灯に用いる低消費電力の発光ダイオード(LED)水中灯システムを発売した。集魚灯は旋網(まきあみ)漁などで、魚やプランクトンが光に反応して集まる習性を利用するため使われているが、ハロゲン灯などの従来品は電力使用量が多く、発電用の燃料価格の高騰が漁業経営を圧迫してしまうことが課題だった。
そんな中、今回発売された発光ダイオード(LED)水中灯システムは、ハロゲン灯やメタルハライド灯と同等の4,000W相当の高光量を保持しながら、燃料コストを従来品の4分の1程度と大幅に削減することを可能にした。

消費電力を約75%削減
同システムは、LED水中灯、専用の電源ケーブルと電源装置で構成され、キャビン内のリモコンで、水中灯の点灯/消灯、光量調整などの操作が行うことができ、プランクトンを誘引する白色光と、魚を直接刺激する緑色光の発光光度を任意に設定できるほか、交互に点灯させることもできる。ハロゲン灯と比較すると、消費電力を約75%削減することができ、最新のハイパワーLEDの採用と、海水を利用した冷却設計によって、1,000W以下の電力でハロゲン灯4,000Wに相当する光を発生させることを可能にした。
また、潜水作業艇の技術を応用しているため、水深300mでも点灯でき、針傷などに対する電源ケーブルの保護加工によってあらゆる漁で使用できる。
外部リンク
大日本商事 低消費電力の集魚用LED水中灯システムを発売
http://www.dnp.co.jp/news/
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