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2013-06-06 18:00

その他

三菱化学とパイオニアが有機EL照明パネル販売のための共同事業会社を設立

有機EL照明
市場開拓を加速
三菱化学とパイオニアは6月3日、MCパイオニアOLEDライティング株式会社を設立したと発表した。

MCパイオニアOLEDライティングは有機EL照明パネル販売のための共同事業会社。

両社は2011年7月に、発光層を蒸着プロセスで成膜した世界初の“カラー調色・調光型有機EL照明パネル”の量産スタートし、それぞれの商流の下、店舗照明や医療用照明器具などに向けて販売を行ってきた。

共同事業会社では両社の有機EL照明パネルに関する販売・マーケティング機能を統合し、有機EL照明パネルの用途開発および市場開拓を加速させる。

次世代の照明量産化へ
有機EL照明は、面発光でかつ超薄型・軽量である上、形状に制約がなく透明にできる、といった既存の照明にない特徴を数多く有し、次世代の照明として注目されている。

また、有機EL照明は、発光層を塗布プロセスで成膜することにより、大幅な製造コストの低減が可能だと考えられており、両社は2012年6月に発光層塗布型有機EL素子の開発に成功し、現在、2014年の本格供給開始に向けて、発光層塗布型有機EL照明パネルの量産化技術の共同開発を行なっている。

MCパイオニアOLEDライティングでは、この発光層塗布型有機EL照明パネルについても、2013年の秋からサンプル供給を開始する。

外部リンク

三井化学│ニュースリリース
http://www.m-kagaku.co.jp
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