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2012-04-18 15:00

太陽光発電

電気自動車の蓄電池を利用したスマートグリッドの実証実験開始 【三菱商事-三菱自-三菱電機】

M-techLabo
EVの蓄電池利用でコスト削減
三菱商事株式会社三菱自動車工業株式会社三菱電機株式会社の3社は12日、電気自動車(EV)に搭載された蓄電池を利用したスマートグリッド実証実験を開始したことを発表した。

実験は、出力が不安定な再生可能エネルギーや夜間電力を蓄電池に蓄え、工場やオフィスの電力需要のピーク時に供給し、
電力需要の平準化を実現する

ことを目的に行われる。その際、蓄電池は高価な専用蓄電池を用いずに、EV搭載のものまたはEVから回収されるリユース蓄電池を利用、コストを抑える。こうしたことにより、再生可能エネルギーとEVの普及も促進したい考えだ。

EVとしての利用を妨げないシステム“EIS”
実験には「M-tech Labo」が使用される。「M-tech Labo」は、
・太陽光発電システム20kW
・放電可能なEV5台
・EVから回収されたリユース蓄電池80kWh

で構成される装置。

このうち、放電可能なEV5台からは合わせて15kWの電力を得る計画だが、その際、通常のEVとしての使用に支障を与えないよう、
利用可能な放電容量およびその時間帯を統合するシステムEIS(Electric Vehicle Integration System)

によって情報が管理される。実験では、このEISの有効性も検証したいとしている。

外部リンク

三菱商事プレスリリース:電気自動車を用いたスマートグリッド実証実験を開始
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2012/html/0000014507.html
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