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2012-05-10 12:00

太陽光発電

ソーラー発電は個人で使用がお得!独の研究結果 ドイツ全土で5000以上のソーラーイベントも

IfnE
一般家庭の自立したエネルギー供給を目標に
平均家庭がソーラー発電を導入すれば、年間最大で40%もの電気量がまかなえるということがソーラー発電の研究などを手がけるIfnE社の研究結果でわかった。

新エネルギー法改正で一般家庭のソーラー電力使用量の上昇を狙う
研究はさらに、今度の新エネルギー法(EEG)改正によってソーラーエネルギー使用量が増える可能性があると見ている。

今回の改正内容は、「2012年4月1日よりソーラー発電システムを導入した者は、発電された電気を100%営業に使用してはならず、一部は自己で使用しなければならない」というものだ。

この法改正は自宅の屋根にソーラーパネルを取り付けている個人家庭に向けられているが、ソーラーパネルを所有するほとんどの個人家庭では公共の送電網に100%自家発電した電気を流し、収入を得ている。

ただ、傾向として電気使用量は高騰し、自家発電から得る収入は下がっている。法改正によってソーラーパネルを所有する一般家庭に自家発電した電気を自己使用させ、結果的に現時点で年間30ユーロも節約できる計算となる。また、2020年までには年間最大150ユーロまで節約できる見込みだ。

ソーラーについて考える・Woche der Sonneも開催中
ノルトライン・ヴェストファーレン州の消費者センター主任、ウド・ジーファーディング氏は、
「ソーラーエネルギーを使用することで電気使用料金を大幅に抑えることができる」
と、研究結果に賛成した。

また、ドイツ環境省次官のウルズラ・ハイネン・エッサー氏は、次のように語る。
「ソーラー発電を一般家庭に設置することで、国民がこのエネルギー転換期に少なからずも貢献することなる。現在ドイツ全土で開催中のWoche der Sonneで行われる5000以上ものイベントを通じ、一般消費者もソーラー発電についてもっと知識を深められる。」


ドイツでは、今月13日までWoche der Sonne(太陽週間)が開催されている。このイベントには、さまざまな企業や研究所、学校などが参加しており、一般人もソーラー発電について知識を深める機会が得られる。

外部リンク

Woche der Sonne
http://www.woche-der-sonne.de

IfnE社
http://www.ifne.de

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