2012-05-11 12:00
太陽光発電
【大和ハウス工業】CO2を50%カットする「スマートストア」の実証実験開始

世界初「光屈折フィルム」採用
大和ハウス工業株式会社は8日、CO2排出量を最大約50%(※)削減することができる次世代環境配慮型店舗「D’s SMART STORE(ディーズスマートストア)」の実証実験を11日から開始することを発表した。実験は名古屋市の「ハックドラッグ小塚店」(株式会社CFSコーポレーション運営)で行われる。同店舗に採用される環境配慮技術のひとつは、世界初の「光屈折フィルム」を使用した「ハイサイドトップライト」。「ハイサイドトップライト」は自然光を取り込む窓で、昼間の照明電力の削減に役立つ。「光屈折フィルム」は、直射光を屈折させ、紫外線などの有害光線もカットするという。
「光ダクト」で店舗奥にも太陽光
照明には、日本で初めて店舗向け埋め込み仕様の「ハイパワーマルチベースライトLED照明」を採用。蛍光灯(64W)換算で、照明台数を90本相当削減することが可能で、CO2排出量は年間約10.6t削減できるという。さらに、太陽光を取り込む「光ダクト」(鏡の筒)を設置し、照明電力を削減しつつ、自然光の届きにくい店舗奥の明るさを確保、また、屋上には太陽光発電システム(年間発電量約9,750kWh、CO2削減年間約3t)を設置するなど、さまざまな創エネ・省エネ設備も導入している。

※1990年当時の同社建築物と比較した場合。
外部リンク
大和ハウス工業株式会社ニュースリリース:世界初・日本初の技術を導入した次世代環境配慮型店舗「D’s SMART STORE(ディーズ スマート ストア)」の実証実験を開始
http://www.daiwahouse.co.jp/release/20120507172417.html
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