2012-05-17 15:00
エコ
ソーラーパワーのハイテクごみ箱 ワシントン大学に登場!

ごみの回収時期をお知らせ
アメリカ・ワシントン大学に、先月からソーラーパワーを利用したハイテクごみ箱が導入された。このごみ箱は、生ごみ用やリサイクル用などに分かれており、それぞれ内部にどれほどごみが溜まっているかを感知するセンサーがついている。そしてその情報は、無線システムを利用して、定期的に大学のリサイクルセンターのもとへ送られるようになっているのである。また、ごみ箱がいっぱいになった時には、ごみの回収時期を知らせるメッセージが送られてくる。
100%ソーラーパワー
このハイテクごみ箱は、アメリカのBigBelly Solarによって開発されたものである。同社のJonathan Hempton氏によると、インターネットでBigBelly Solarのシステムにアクセスするだけで、ごみ収集スタッフはリアルタイムにごみ箱の状況を知ることができる。つまり、わざわざ時間と費用をかけてごみ箱をチェックして回る必要がないということだ。
とのことだ。
さらに、このごみ箱には圧縮機まで兼ね備えられており、従来のごみ箱に比べて約5倍ものごみが入る計算となる。ごみ回収の回数も、今後は5分の1ですむ。そしてなんといっても、この数々のテクノロジーは、100%ソーラーパワーによって稼働しているのである。
新しいごみ回収のあり方
ワシントン大学リサイクルセンターのマネージャー、Emily Newcomer氏はこう語る。ごみ回収についての考えが一新されたわ。このBigBelly Solarのシステムを使えば、ごみ回収用の燃料とごみ処理費用が大幅に削減されるのよ。しかも、それに必要なのは太陽光というエネルギーだけなの。
また、このごみ箱には電光掲示板が内蔵されており、今後、利用者に生ごみ堆肥やリサイクルの利点を伝えたり、ごみの分別の仕方を教えたりするのに利用されていくとのことである。
外部リンク
University of Washington
http://www.washington.edu/news/articles/dirty-to-digital-uw-introduces-2018intelligent2019-kiosks-for-composting-recycling-garbage
BigBelly Solar
http://bigbellysolar.com/
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