2012-05-25 10:00
太陽光発電
昭和シェル石油、“次世代サービスステーション”の検証実験開始

“地域のエネルギー拠点”目指す
昭和シェル石油株式会社は18日、“次世代”サービスステーション(SS)の検証実験を開始したことを発表した。次世代SSとは、・CIS薄膜太陽電池を使った太陽光発電設備(同社の100%子会社「ソーラーフロンティア株式会社」製)
・リチウムイオン電池
・エネルギーマネージメントシステム(EMS)
・電気自動車(EV)から住宅等への電力供給システム(V2H)
・タブレット型情報端末
・リチウムイオン電池
・エネルギーマネージメントシステム(EMS)
・電気自動車(EV)から住宅等への電力供給システム(V2H)
・タブレット型情報端末
などを導入したSS。
これらの設備は、将来的にSSが「地域のエネルギーサービス拠点」としての役割を担って行くことを見据えたもの。今回、実際の店舗にこうした設備を導入して、検証を進める。
[image by Daniel Voyager(記事内容とは関係ありません)]
非常時に病院などへEVを派遣
たとえば、上記のうち「電気自動車(EV)から住宅等への電力供給システム(V2H)」では、SSで太陽光発電を利用して充電したEVを、停電時などの“非常用電力”として、地域の病院や避難所に派遣することなどが想定されている。また、太陽光発電、蓄電池、EMSの導入は、CO2削減や系統電力への負担を抑える“自立分散型SS”のモデルとして検証される。
これらの取り組みは、経産省資源エネルギー庁の「グリーン・ステーション普及実現化事業」と「給油所次世代化対応支援事業」の一環として行なわれる。また、発表によれば、
定置用リチウムイオン電池に加えて、V2Hの機能を備えた電力制御システムをサービスステーションに導入するのは、世界でも初めての試み
だという。
外部リンク
昭和シェル石油 プレスリリース:地域のエネルギーサービス拠点としての次世代給油所モデルを検証
http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2012/0518.html
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