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2012-05-19 21:00

太陽光発電

ソーラーセル、銀の代わりに亜鉛を使用 コストパフォーマンス6セントも

SCHMID
SCHMID社、新ソーラーセルの販売開始
SCHMIDグループ(ドイツ、フロイデンシュタット)は、産業用に開発されたソーラーセルを販売することを発表した。このソーラーセル、「TinPadシステム」の販売開始は9月からとなる。

ウエハー1枚につき6セントもお得に
これまでソーラーセルに使用されていた物質の中で、とりわけ銀はコストがかかるものであった。銀の代用物として亜鉛を使用した実験では今まで成果が見られなかった。

しかし、SHOTTO社が特許を持つ方法で実験した結果、銀を使用せずに、しかも2倍以上の効果を発揮させることが可能となった。これにより、生産コストがウエハー1枚あたり6ユーロセントほど安くなり、減価償却期間も7か月から9か月で済む。

効率が0.2%アップ
さらにこの新ソーラーセルは、背面部に余地部分を必要としないため、0.2%の上昇効果が見られる。SCHMID社によると、稼動時には2880枚までのウエハーの装入量を目指す。

各ソーラーパネルの製造企業は、この技術を取り入れ、ソーラー関連商品の価値上昇を狙う。

外部リンク

SCHMIDグループ
http://www.schmid-group.com
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