エネクトニュース

周辺機器などを手がけるスイスの企業、ロジクール社が、コンパクトキーボード「ワイアレス・ソーラー・キーボード　K760」を発表した。

このキーボードは主にiPadやiPhonなど、外出時に利用することを目的としている。そのことからも、外観は大変コンパクトでシンプルなデザインとなっている。

気になるのは、キーボード上部についている大きなソーラーセルだ。これは内蔵されたバッテリーに電気を供給し、使用時間をより長くする効果がある。ロジクールによると、使用時間は少なくとも3か月ということだ。

Bluetoothの技術により、このキーボードはアップル社の製品とつなぐことができる。他社のBluetooth対応の機器に関して、接続が可能かどうかについては、ロジクール社は沈黙している。

もっとも、パソコン用にもっと大きい製品、K750がすでに商品化されている。

ロジクールはこのワイアレス・ソーラー・キーボードK760でコンパクト化を実現。また軽量で持ち運びしやすい設計となっている。

デザインは白とシルバーの基調でシンプルにし、アップル社の製品と共に使用する際にチグハグにならないように気を使っている。さらに、アップル社の製品との使用に特化し、ディスプレイの消費電力やボリュームの調整など、特有のコマンドキーもキーボード上に搭載した。

また、このキーボードは3つの機器まで接続可能で、例えばiPhoneとiPadの両方に共通のキーボードを使用することができる。

ロジクール社は、このワイアレス・ソーラー・キーボードK760の発売を、ヨーロッパ内では今年の7月から開始する予定だ。希望小売価格は79.99ユーロとなる。

外部リンク

ロジクール社(ドイツ語)
http://www.logitech.com