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2012-06-14 12:00

蓄電池

ソーラー発電・貯蓄システム ドイツのSolarwatt社が開発

Solarwatt
自家発電による電気の貯蓄・マネジメントが自由自在
Solarwatt AG社(ドイツ・ドレスデン)は、現在ミュンヘンで開催中の見本市・Intersolar Europeで、ソーラー製品に関する新システムを発表した。そのシステムによって、自家発電したエネルギーの貯蓄・マネジメントが可能となる。

ソーラー発電の自己供給義務が制定される可能性も
ドイツでは、自家発電したエネルギーを公共の送電網に流すことによって、報酬が得られるシステムがある。

同社は、再生可能エネルギー法の改定などで、ソーラー発電によるエネルギーへの報酬料金が下がるであろうことをを踏まえ、こういった貯蓄システムを考案して先手を打つ。

Solarwatt社の経営&マーケティング部の代表、デトレフ・ノイハウス氏は以下のように述べる。
「この先送電網の負担を軽減化する狙いで、ある一定以上の大きさの発電設備は、運転に際して使用する電気エネルギーを自己供給するよう、法律で義務付けられるようになるだろう。

例えば報酬が全額カットされた場合も想定し、今のうちからその解決法を準備している。電気料金が高騰する中、長期的に見てソーラー発電に投資するほうが高いパフォーマンスを得られることを示していく。」


自家発電の必要性 見本市で示す
Solarwatt社はこれまで、企業だけでなく民間にもソーラー自家発電の必要性を説いてきた。これからもMade in Germanyを前面に押し出して、ソーラーシステムの商品開発に取り組む。

また、同社は製品をドレスデンにある工場だけで生産している。見本市・Intersolar内で開催される、PV Energie Worldではスポンサーとして参加している。PV Energie Worldでは、ソーラーシステムの最新技術、電力貯蓄システムや公共の送電網との問題と解決策など提示する。

外部リンク

Solarwatt AG社
http://www.solarwatt.de
PV Energie World
http://www.intersolar.de
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