2012-06-21 22:00
太陽光発電
史上最高の発電効率を持つソーラーセル!? SCHOTT Solar社がSCHMIDグループと契約
SHOTT Solar、SCHMIDグループとライセンス契約
SCHOTT Solar社は、PERCソーラーセルの製造過程についてSCHMID社とライセンス契約を交わした。これによってSCHMID社は自社製品であるad hocの発電効率を20%にまで上昇させることが可能となる。背面部を不動態化
今回の契約は先日ミュンヘンで開催された見本市、Intersolar Europeによって実現した。SCHOTT Solar社によると、PERC(Passivated Emitter and Rear Contact)とは、結晶シリコンソーラーセルの背面を不動態化させる技術で、SCHOTT Solar社は生産性効率を上げて商品化できるシステムを開発した。この、セルの背面の改善のみで発電効率が高くなるということだ。
さらなる高い発電効率
現存する生産ラインにこのERPC技術を導入する。この技術はまた、さまざまな形態のシリコンに導入可能であり、セルの前面に最新の発電技術を導入すれば、さらに高い発電効率が期待できる。SCHOTT Solar社によると、同社はこのPERC技術を市場に提供できる、数少ない企業のうちの一つだということだ。2011年の秋には、この技術をベースにした太陽電池で20,2%という高い発電効率をはじき出した。
今回の契約によって、この二社がお互いの最新技術をソーラーセルに導入することで、最強のソーラーパネルが誕生する日も近い。
外部リンク
SCHOTT Solar社 ホームページ
http://www.schott.com/
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