2012-06-22 15:00
電気自動車
コスモ石油とJFEエンジニアリング、急速充電器と太陽光発電の実証事業をSSで
SSをEVの「補給」基地に
コスモ石油株式会社(以下、コスモ石油)とJFEエンジニアリング株式会社(以下、JFEエンジニアリング)は、2012年6月20日、コスモ石油のサービスステーションに、電気自動車用の蓄電池搭載型急速充電器『RAPIDAS』と、太陽光発電設備を設置し、実証事業を行うことを発表した。設置するサービスステーションは、神奈川県横浜市にある「セルフ&カーケアステーション瀬谷」で、2012年7月中旬に設置し、2014年3月31日までが実証期間に充てられる。
今回行う実証は、JFEエンジニアリング株式会社が開発した『RAPIDAS』に内蔵した蓄電池に、太陽光発電設備で発電した電力と夜間の「商用電力」を蓄え、電気自動車利用する客への充電サービスと、サービスステーションへの給電を行うというもの。
「受電」をどれだけ減らせるか
なお、期間内には、負荷ピーク時に受電する「商用電力」量の削減や、災害などによる停電時の給油機能の維持についても実証が行われる。ちなみに、『RAPIDAS(ラピダス)』とは、内蔵された蓄電池出力と受電電力を足し合わせて、電気自動車へ充電する方式の、電池を内蔵した急速充電器のこと。蓄電機能を有していることから、従来50キロワットが必要とされる受電量が、20キロワットで済むといった効果があるとのこと。
外部リンク
コスモ石油株式会社 プレスリリース
http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_120620/index.html
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