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2012-07-04 13:00

エコ

EU内、2011年の新車、CO2排出量は前年比3.3%減

EU
削減目標達成に一歩前進
欧州環境局(EEA)が2011年にEU内で登録された新車のCO2排出量の試算を公表した。

2011年にEU内で登録された新車は1280万台、この平均CO2排出量は1km走行当たり135.7gで、2010年の140.3gから4.6g、3.3%削減された。

EUでは、自動車業界全体で排出量を2015年までに1km当たり130g、2020年までに95gに削減する目標を定めており、欧州環境局はこのペースで削減していけば、2015年の目標は達成できると見ている。

課題は輸送車の排出量
EUのCO2排出量のうち約20%が道路輸送から出ており、これを削減するためには自動車のCO2排出量を低減することが必須である。

欧州環境局による規制が自動車業界を後押ししたこおもあり、近年新車の燃費性能が高まったことで、全体的な排出量も削減傾向にある。

ガソリン車の性能が向上で、燃費の良いディーゼル車のCO2排出量の差が1km当たり3.2gに狭まっていることや、電気自動車の販売が好調であることもあり、2020年までの削減目標が達成されることに期待がかかる。

外部リンク

欧州環境局(EEA) プレスリリース
http://www.eea.europa.eu/
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