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車両の試作・モデル製作を手がける「株式会社モディ」（岩手県一関市）は10日、組み立て式のマイクロコンパクトEV「PIUS（ピウス）」（一人乗り）を発表した。

「PIUS」の部品構成は、基本性能・機能のみの極めてシンプルなもの。しかし、その作りは普通の自動車と同じ設計思想に基づく本格的なものになっているという。さらに、ユニークな点は、自分自身の手で組み立てて、作り上げること。

全長2.5m、全幅1.23m、重量200kgと超コンパクト。最高速度は35km/h。1回の充電で25kmの走行が可能だ。

当面は、教育機関で、

を目指しているという。また、研究現場での開発ツールのベース車両として使われることも想定している。

現在、完成車のほか、自身で組み立てるキットとしての商品化も進めており、来春以降の販売を計画中だ。「PIUS」は第1種原動機付き自転車としての登録が可能。公道での走行も可能だという。

モディの村上竜也代表取締役社長は、「PIUS」を、

ために、開発したとコメントしている。

外部リンク

PIUS
http://www.pius-kitcar.com/

株式会社モディ（MODI）
http://www.modi.co.jp/home.htm