2012-07-27 16:00
太陽光発電
ソーラー飛行機が帰省。6000kmの大冒険は「想像以上」

ソーラー・インパルス
太陽光のみを使用して飛行するソーラー・インパルスは24日、史上初となる大陸間飛行を無事に乗り切り、出発地であるスイスのパイエルヌに降り立った。同航空機の飛行距離は往復で約6000km。5月24日にモロッコのワルザザードに向けて飛び立ち、悪天候や強風に悩まされながらも、燃料を一切使用しないエコ・フライトを成し遂げた。
2大陸、4か国を経由しての大冒険であった。
操縦士であり、プロジェクト責任者の1人であるアンドレ・ボルシュベルグ氏は、
強い絆で結ばれたチームのおかげで、すばらしい冒険ができた
と喜びをにじませた。Goodplanet.infoが報じた。
課題あり。しかし「想像以上」
11600枚のソーラーパネルを翼に搭載したソーラー・インパルスは、昼夜を飛ばずフライトすることができる。今回の大陸間飛行では強風に悩まされ、思うように飛行を行うことができなかった。
しかしながら、冒険を終えたプロジェクトチームは
(飛行機は)プロトタイプでありながら、想像以上の働きし、技術の安全性を実証してくれた
とコメントした。
今後は2014年から2015年に予定している世界一周に向け、第2号機の開発を進めていく。
外部リンク
ソーラー・インパルス 公式サイト
http://solarimpulse.com/
ソーラー・インパルスがスイスに戻る Goodplanet.info
http://www.goodplanet.info/Contenu/Depeche/
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