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2012-08-08 12:00

エコ

戦争の遺産をグリーンエネルギーの拠点に。ハンブルグのトーチカ再生プログラム

トーチカ
生まれ変わるトーチカ
ハンブルグの南に位置するWilhelmsburg島には、第二次世界大戦中にナチス軍により建設されたトーチカが残っている。

Flakturme Vと名づけられたコンクリートの防御陣地は、英国軍による攻撃をうけ、半壊した。

ハンブルグ市民が最も住みたくない場所としてあげる地域であるが、来年より再生可能エネルギーの拠点として新たに生まれ変わることが決定した。

戦争の傷跡をのりこえ、未来のエネルギー開発を進めるハンブルグの取り組みをJOL Pressが報じた。
マイナスからプラスへ
ハンブルグ国際建築協会は、未だに戦争の暗いイメージから抜け出せないWilhelmsburg島の改革工事に取り掛かることを発表した。

特にトーチカの改装を集中的に行う予定で、来年には屋根に太陽光パネルが設置される。また、風力発電機などもおかれることが決定しており、約1000世帯に電力が供給される。

プロジェクトに関わるChristian Scheler氏は、
(トーチカは)マイナスの歴史を背負っているが、これからはプラスの建物に生まれ変わる

と、語っている。

外部リンク

ハンブルグ ホームページ
http://www.hamburg.de/

ハンブルグ、トーチカをグリーンエネルギーの中心地へ改装 JOL Press
http://www.jolpress.com/article/
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