2012-08-15 13:00
エコ
全長はスカイツリーの1.3倍!国内外にグリーンカーテンを育成

新たに中国拠点にも
京セラは8日、国内外にあるグループ各社の拠点で育成している「グリーンカーテン(緑のカーテン)」の規模を、この夏新たに8拠点加え、中国の拠点でも開始したことを発表した。京セラではグリーンカーテンの育成を積極的に行い、工場や事業所の建物の窓際でゴーヤやアサガオといったつる性の植物を育て、空調負荷を低減する省エネ・節電の取り組みを行なっている。
毎年規模を拡大し、今回で計30拠点、各拠点のカーテンの全長を合わせると、約830mと東京スカイツリーの約1.3倍もの長さになり、カーテンが成長とともに吸収するCO2の量は、全拠点総計の概算で約12,000kg/年を見込んでいる。
室内の温度を2℃下げる
この取り組みは2007年、長野岡谷工場でスタートし、6年目となる今年は三重伊勢工場、大阪大東事業所や、2月にグループに入った京セラディスプレイ広島、中国・天津の京セラ太陽エネルギーなど8拠点で新たに開始した。天津にはヘチマのグリーンカーテンが178.3m2ある。海外はほかに、タイ・ランプーンの京セラクリスタルデバイスタイが以前から現地特有の植物を育成している。
グリーンカーテンは一般的に、室内の温度を2℃程度低減するといわれエアコンによる電力使用を抑制できることから、身近な省エネ活動として拡がっている。
同社ではWEBサイトにて育て方を紹介したり、一部の拠点にて地域住民の方へ苗を配布するなどの啓蒙活動も行なっている。
外部リンク
京セラグループのグリーンカーテンの取り組み
http://www.kyocera.co.jp/ecology/
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