2012-08-17 10:00
行政
【福岡市】リースでLED照明導入 節電に加え、8年で2100万円コストカット

安価で高性能なLEDの登場が後押し
福岡市は、市の消防局と環境局の施設にLED照明をリース方式で導入する(8月1日発表)。これまでは、旧型の蛍光灯が老朽化した場合には、省エネ型(Hf)蛍光灯に替えていたが、より節電効果の高いLED照明に安価で高性能な製品が販売されはじめた
ことを受け、LED照明への切り替えを検討していた。
検討の結果、性能面では安価なLEDでも旧型蛍光灯と変わりなく、また、電気代などの削減額でリース費用をまかなえる見通しがついたために、LED導入に踏み切った。
導入本数は約2,000本。これにより50%の節電効果を見込んでいる。また、8年間のリース契約で、約2,100万円のコストダウンが可能になるという。リース費用はLED照明1本あたり年902円。
[image by SmartLightLiving]
使用感検証し、全庁に拡大
市の施設全体では約6万本の旧型蛍光灯が使用されているという。今後、まぶしさやちらつきなどを実際に検証し、その結果が良好であれば、LED照明を全庁に拡大する方針だ。なお、福岡市の発表によれば、旧型蛍光灯の消費電力は1本あたり43W、一方のLED照明は1本あたり21Wで、ひとつの庁舎をすべてLED照明にした場合は、
空調や事務機器等の電気使用を含め全体で17%程度の節電効果
が見込めるという。
外部リンク
福岡市環境局:リース方式によるLED照明導入(PDF)
http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/
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