2012-08-09 12:00
エコ
HEMS利用者の9割が節電・節約意識に変化、積水化学が調査

蓄電池にも興味あり
積水化学工業は7月31日、同社の販売する次世代型環境配慮住宅である「スマートハイム」に搭載しているホームエネルギー管理システムであるHEMSシステム「スマートハイムナビ」と利用者サイト「スマートハイムFAN」の利用実態を調査し結果をまとめた。スマートハイムナビは電力の「見える化」だけでなく、光熱費のコンサルティングサービスが受けられるコミュニケーション型のHEMSである。
同社の研究機関である住環境研究所によると、HEMSを設置した住宅では9割以上が節電・節約するようになったと回答しており、電力使用の「見える化」が実際の環境配慮や経済性に影響があることが分かり、そのように回答した人の多くは蓄電池にも強い関心を持っているということがわかった。
ほとんどの世帯でピーク時間帯を意識
調査は2011年10月~2012年5月までにHEMSシステムの利用を開始した住宅を対象に行われ、HEMS利用者の入居後の意識変化は、「節電・節約に努めるようになった」が63%、「やや努めるようになった」が29%で、合わせて9割以上の結果が出ている。節電が求められるこの夏に関しては、午前9時~午後5時のピーク時に「かなり節電する」が55%、「まあ節電する」が42%と節電に対する意識はほぼ全世帯にあると言える結果となった。
同社は従来の「スマートハイム」蓄電池を搭載した「進・スマートハイム」を今年の4月から発売しているが、調査結果によると蓄電池について「かなり関心がある」46%、「ある程度ある」50%で、計96%と極めて関心が高いことがわかった。
地域別に見ると、「かなり関心がある」と答えた層には偏りがあり、東北61%、首都圏59%であるのに対して近畿、東海は各34%、37%と低かった。
外部リンク
セキスイハイム プレスリリース
http://www.sekisuiheim.com/info/press/20120731.html
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