2012-08-18 10:00
太陽光発電
秀吉の“埋蔵金伝説”の地にメガソーラー?【兵庫県猪名川町】

年120万円で土地を貸与
兵庫県猪名川町は10日、メガソーラーの設置運営事業者の募集を発表した。町内の10,000平方メートルの土地に1MW程度のメガソーラー設置を目指す。事業者は今年度中に事業に着手することが求められ、土地は年間約120万円程度で貸与する。賃貸借契約期間は工事など準備期間も含めて20年以内としている。
事業者の募集は今月30日まで。11月上旬には事業者が決定される予定だ。
[image by IntelFreePress]
太陽光発電普及に一役
これを報じる朝日新聞によれば、貸与される土地は中学校が建設される予定であったが、若年人口が伸び悩み、建設は中止。現在遊休地となっている。記事によれば、メガソーラーの年間発電量は一般家庭300世帯分に相当。これを関西電力に売電する。猪名川町は、土地の活用に加え、
太陽光発電の普及啓発にもつながると期待している
という。
余録:猪名川町
猪名川町のメガソーラー建設予定地の近くには、多田銀山がある。同山は、古くは奈良・東大寺の大仏建立に用いられた銅を産出したと言われる。豊臣秀吉の時代に最盛期を迎え、豊臣家の財政を支えたとされ、また、そのことから秀吉の埋蔵金が眠っているのでは、とのお宝伝説もあるという。昭和48年、閉山。
外部リンク
猪名川町:メガソーラー設置運営事業者募集
http://www.town.inagawa.hyogo.jp/dept/04300/
朝日新聞:猪名川にメガソーラー
http://mytown.asahi.com/hyogo/news
多田銀山
http://inoues.net/club2/tadaginzan.html
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