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2012-09-14 12:00

電気自動車

世界初!SUVタイプのPHEV「アウトランダーPHEV」 パリモーターショーに登場

アウトランダーPHEV
三菱自動車独自開発のPHEVシステム搭載
三菱自動車は、フランスのパリエキスポで開催される「Le Mondial De L' Automobile 2012(パリモーターショー、9月29日〜10月14日)」において、新型「アウトランダーPHEV」を世界初披露する。

「アウトランダーPHEV」は、「アウトランダー」をベースに、三菱自動車独自開発の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載したもの。発表によれば、同車は、EV(電気自動車)の特性(環境性能・静粛性・高い動力性能)とSUVの特性(ユーティリティ・走行性能)を両立、
エンジン車と同等の航続距離を持った、SUVタイプとしては世界初のプラグインハイブリッド車

だという。

目標航続可能距離は880km以上、目標複合燃料消費率(燃費)は61km/L以上となっている(ともにJC08モードにおいて※)。

非常電源としても活躍、大容量バッテリー
バッテリーは大容量12kWhリチウムイオン電池。EV走行モードだけで55km以上(JC08モード)の走行が可能となっている。長距離を移動しない日常生活では、ほとんどEV走行のみでまかなうことができる。

また、エンジンで発電し、バッテリーにチャージすることも可能。チャージは停車中・走行中を問わず行なうことができ、バッテリー容量が低下した場合に威力を発揮する。

バッテリーに蓄えられた電力は、車載コンセントから車内で使える(最大出力1500W)ほか、非常時の電力源としても使用が可能で、満充電の場合は、
一般家庭の約1日分の電力供給が可能

だという。

今回のモーターショーへは、参考出品。国内では2013年初めから販売開始予定。その後、ヨーロッパ、北米などへの展開が予定されている。なお、三菱自動車はパリモーターショーの特別サイトを開設している。ご参照を(下部にリンク)。


※「アウトランダーPHEV」の走行モードは3種類。EV走行(電気自動車)、シリーズ走行(エンジンで発電、その電力でモーターを動かす。バッテリー減少時、登坂などで使用)、パラレル走行(エンジン走行主体、モーターは駆動力をアシスト)。これらの走行モードが自動的に選択され、長距離の航続が可能となる。また、複合燃料消費率は、「プラグイン燃料消費率」と「ハイブリッド燃料消費率」を複合した代表燃費値。

外部リンク

三菱自動車:三菱自動車、2012年パリモーターショー 出品概要~「プラグインハイブリッドEVシステム」搭載の『アウトランダーPHEV』を世界初披露~
http://www.mitsubishi-motors.com/publish/

三菱自動車・2012パリモーターショー
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/discoveries/
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