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2012-09-12 14:00

エコ

三菱重工がメキシコで地熱発電プラントを建設

地熱発電
フルターンキー契約で受注
三菱重工業は6日、同グループの三菱商事と共同でメキシコ連邦電力庁から地熱発電プラントを受注したと発表した。

受注した地熱発電プラントは12基で、プラントの設計から機器・資材・役務の調達、建設及び試運転までの全業務を同社が請け負うフルターンキー契約で受注した。

メキシコ連邦電力庁は同国政府の管轄の国営電力公社で、三菱重工は同社の出力の約3割にあたる発電設備を納入している。

セロ・プリエト発電所に納入済みの地熱発電蒸気タービン発電機
出力は5万kW、2014年12月完成
地中に存在するマグマの熱を利用し、蒸気でタービンを回して発電する地熱発電は、CO2排出量が少なく、風力や太陽光のように天候に左右されることもないため、近年注目を集めている。

メキシコは世界でも5位の地熱資源を保有し、同社はこれまでもセロ・プリエト発電所向けに6基を地熱発電プラントを納入している。

今回受注を受けたプラントは、首都メキシコシティから西方250kmに位置するミチョアカンの州ロス・アスフレスにあるロス・アスフレスIII発電所に新たにプラントを設置され、現時点で5基のプラントが納入されている。

全12基が納入されれば出力は5万kWとなり、完成は2014年12月の予定。

同社はこれまで全世界13カ国から100基以上の地熱発電プラントを受注しており、今後も受注活動を展開していく方針。

外部リンク

三菱重工│メキシコ連邦電力庁から地熱発電プラントを受注
http://www.mhi.co.jp/news/story/1209065251.html
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