2012-10-05 12:00
エコ
蘇った東京駅を彩る、最新のLEDシステム

多彩なライトアップを可能にするLED
1914年の開業当時の姿が蘇ったJR東京駅丸の内駅舎。外観は100年前の姿でも、そこには優れた環境性能を持つ、最新のLED照明が採用されている。三菱電機照明株式会社は2日、その照明器具について発表した。発表によれば、ライトアップのために、複数のLEDが用いられている。特殊チップを搭載した単色調光形LEDの投光器は、新駅舎に使用されているレンガ・花崗岩・天然スレートなど、
趣のある素材を忠実に再現
する。
また、RGB LEDチップ搭載投光器は、
RGB(赤、緑、青)の LEDモジュールの出力調整により、中間色を含めた多様な発光色による演出が可能
だという。
外部照明だけでも30種、1200台
こうしたさまざまなLEDを制御するのが、「メルセーブNET Mシステム」。点滅や、ライトアップRGB/明暗調光などを総合的にコントロールすることで、複雑な照明プログラムも可能にする。また、駅施設の将来的な変化に対しても柔軟に対応できる
としている。
朝日新聞デジタル(3日)によれば、新駅舎に使われる外部照明は、30種類、1,200台。駅舎全体のLED照明は4,000台に及ぶ。LEDの寿命は4万時間以上(一部は6万時間)、また、
従来に比べて56%の省エネを実現している
という。

外部リンク
三菱電機照明株式会社
http://www.mitsubishielectric.co.jp/group/mlf/
ニュースリリース:東京駅丸の内駅舎 保存・復原工事 ライトアップLED照明器具(PDF)
http://www.mitsubishielectric.co.jp/group/mlf/milie/
朝日新聞デジタル:東京駅ライトアップ-三菱電機照明、LED照明制御し演出
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK20121003
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