2012-09-30 14:00
太陽光発電
ソーラーパネル設置時間とコストを競う!米エネルギー省がコンペ開催

将来的には補助金無しに
米エネルギー省は12日、屋上太陽光発電システムの設置にかかるコストや時間を競うコンペティションを開催すると発表した。このコンペティションは「サンショット・プライズ」と名付けられ、2020年までに太陽エネルギーを補助金なしで他のエネルギーと競争できる価格にすることを目標とする「サンショット・イニシャティブ」の一環として行われる。
今回のコンペティションでは、住宅や企業の屋根・屋上に設置する小規模太陽光パネルの必要コストを競うもので、パネル以外のコストを削減するイノベーションを促す目的で開催される。
上位3チームには、総額1000万ドル(約8億円)の賞金が贈られる。
パネル以外はまだまだ高い
ソーラーパネルの価格は過去4年で75%も下がっているが、設置にかかる作業や許認可、接続などのソフトコストは、現在も高いままという課題がある。このコンペティションでは、参加チームが革新的で持続可能な設置方法を開発し、1ワットあたり1ドルという低水準のソフトコストを目指し、太陽光システムをより導入しやすいものにすることを目標としている。
サンショット・イニシャティブが目指す住宅用システムのソフトコストは、最終的に1ワット当たり0.6ドルの達成に近づけるという。
外部リンク
アメリカエネルギー省
http://energy.gov/articles/
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