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2014-09-26 19:00

太陽光発電

近畿大学が「三角棚ソーラーシェアシステム」を福島県川俣町へ贈呈

三角棚ソーラーシェアシステム
東日本大震災復興事業の一環
近畿大学は、東日本大震災の復興支援として、生物理工学部生物工学科生産環境システム工学研究室教授の鈴木高広と講師の堀端章らが開発したソーラーパネルを備えた三角棚を使うことによりサツマイモを効率よく多層栽培する「三角棚栽培法」に基づいた「三角棚ソーラーシェアシステム」を福島県川俣町へ贈呈するとした。(画像はプレスリリースより)

これは仮設住宅へ居住する山木屋地区の人々が利用できるようになっている。

サツマイモの空中栽培概要
サツマイモの空中栽培というのは、三角棚を使ってイモを多層栽培する方法である。日光を無駄なく利用し効率よく光合成が行えるため、従来の5倍から10倍の収穫率でサツマイモを大量に育てることが可能である。

さらに、汚染された土壌を一切使用しないため、一部が避難指示区域に指定されている川俣町でも、放射能汚染問題の風評被害を避けて安心して食用のサツマイモを栽培することが可能になる。

近畿大学が「震災復興アドバイザー」として委嘱されたことによる
このプロジェクトは、福島県川俣町から「震災復興アドバイザー」として近畿大学が委嘱されたため、”オール近大”川俣町復興支援プロジェクトを立ち上げたものの一環である。

これは、地域農産業の活性化や、教育・文科の育成などの「復興支援」と、除染や健康管理など被災からの「再生支援」の二面から町の人々の意見を取り入れつつサポートをしている。


外部リンク

近畿大学 ニュースリリース
http://www.kindai.ac.jp/topics/2014/09/921-4.html
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