2014-09-27 14:00

太陽光発電

兵庫県、水上に浮く太陽光発電所が完成

水上太陽光発電
日本2位の規模 大阪ガスグループが自治体と共同で
大阪ガス株式会社と子会社のエナジーバンクジャパン株式会社が、兵庫県小野市のため池に水上太陽光発電所を設置した。

(画像はプレスリリースより)

発電所は農業用のため池である前ノ池に設置された。設置は小野市中島町自治会と共同で行われた。27日に開所式を行い、稼働開始する。

この発電所はポリエチレン製の架台に太陽光パネルを載せ、水上に浮かべる浮体式。発電量は850kWで、水上浮体式としては埼玉県桶川市の「ソーラーオンザウォーター桶川」に次ぐ全国2位の規模となる。

発電された電力はエネジーバンクジャパンを通じて電気事業者に売電される。中島町は同社より賃借料を受け取り、ため池の維持管理を行う。

腐食に強いポリエチレン製 アンカーシステムで強風にも対応
架台には、劣化や腐食しにくい高密度のポリエチレンが使われている。設備全体は50本のワイヤーとアンカーシステムで固定されており、波や強風にも対応できる。

地上設置型より事業費は割高だが、水上に設置することでパネルの冷却率が上がるため、屋上や陸上設置と比較して高い発電効率が期待できるという。


外部リンク

大阪ガス株式会社
http://www.osakagas.co.jp

大阪ガス株式会社/プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/press
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