2014-09-23 09:00

電気自動車

シカゴでEV仕様のゴミ収集車がデビュー

MotivPowerSystems
CO2削減と作業効率化、節税にも期待
9月に入り、シカゴでは電気自動車(EV)のゴミ収集車が導入され、話題になっている。

(画像:Motiv Power Systemsより)

EV仕様のゴミ収集車(ERV)は北アメリカで初めて。車両は、2012年のコンペによりMotiv Power Systemsが開発した、新モデルが採用された。

シカゴ市は、最大60マイルの移動を要するゴミ収集にERVを導入した。車両はフル充電で8時間の走行が可能。軽油車両からERVに切り替えることで、年間2,688ガロンの軽油節約につながるという。

シカゴ市では、環境に配慮した交通、移動手段を選び、常に近代化への道を探している。ERVの導入はCO2の排出量を削減するとともに、ゴミ収集を効率化できる。また、将来的には市民の税金負担も軽減できるとしている。

車両はEV界で注目されるMotiv Power Systems社製
Motiv Power Systemsは2009年、カリフォルニア州に設立されたEV開発を中心とする企業。電気自動車開発分野で急成長を果たし、注目されている企業である。同州では、同社EVがスクールバスとして導入されている。

市内を走るERVは、9月23日、シカゴで行われるトラックユーザー向けのイベントで公開される。


外部リンク

PR Newswire
http://www.prnewswire.com

Motiv Power Systems
http://motivps.com/
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