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2014-10-02 10:00

太陽光発電

大阪ガス子会社がフロート式水上太陽光発電所を完成

水上フロート式
独自スキームで
大阪ガスの100%子会社であるエナジーバンクジャパンは9月24日、小野市中島町自治会と共同で、前ノ池への、約850kWのフロート式水上太陽光発電設備の設置工事が完了し、本格稼働を開始すると発表した。

エナジーバンクジャパンは初期投資を不要とする独自のファイナンス技術をベースに発電設備の技術評価・エンジニアリング・保守メンテナンスまでを含めた事業スキームを構築し、自治体・地元企業さまなどに提案し、これまでに、26件、約26MWを契約、24件、約23MW稼働している。

(画像はプレスリリースより)

売電収入を賃貸料に
同事業は、同社が事業スキームを構築し、JFE電制が水上太陽光発電システムの設計・製作・組み立てから性能保証までを請け負い、中島町側は事業用地の貸与、用地の維持・管理ならびに太陽光発電設備の日常目視点検を行う。

同社は中島町に対して、売電により得た収入から賃借料などを支払う。

フロート式水上太陽光発電は、貯水池などの新たな有効利用を図ることができ、水上設置にすることでパネルの冷却効果により、屋上・陸上設置の場合に比べ発電効率の上昇が期待できる。

また、架台に使用したCiel & Terre(シエル・テール)のフロート架台は高密度ポリエチレンを使用しており、紫外線による劣化および腐食に強く、強固なアンカーシステムにより台風、波に耐えうる強度設計がなされている。


外部リンク

大阪ガス プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/
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