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2014-10-02 11:00

太陽光発電

「瀬戸内Kirei未来創り合同会社」が岡山県に国内最大級のメガソーラーを建設

瀬戸内Kirei未来創り合同会社
3社合同の「瀬戸内Kirei未来創り合同会社」によってメガソーラーを建設
くにうみアセットマネジメント株式会社、東洋エンジニアリング株式会社、GE エナジー・フィナンシャルサービスの3社が出資する特別目的会社「瀬戸内 Kirei 未来創り合同会社」は9月29日、日本国内最大級となるメガソーラーを建設し、発電事業を行うと発表した。

(画像はプレスリリースより)

メガソーラーは、岡山県瀬戸内市錦海塩田跡地に建設される予定で、発電出力は 231.44MW。

電力は中国電力が購入
この発電施設は、2014年10月に着工し、2019年第2四半期に商業運転の開始を予定している。メガソーラー施設とその関連施設の建設、堤防補強工事は、東洋エンジニアリングと清水建設が行い、総事業費は約1,100億円が見込まれる。

この発電施設で発電した電力は、再生可能エネルギーの固定買い取り価格制度により、中国電力株式会社が購入することになっている。くわえて、商業運転開始後の発電設備の運転およびメンテナンスは、株式会社中電工が中心となって行う予定である。

なお今回GEは、1MWの「ブリリアンス・ソーラー・インバータ」を日本で始めて導入する。これによって、電力を一定に保つための中間変圧器が不要となるため、高い変換機能および優れたグリッド性能を提供することとなる。

大規模なシンジケートローンを組む
合同会社は9月26日、発電施設全体の建設に必要な資金の調達にあたり、株式会社三菱東京UFJ銀行、株式会社みずほ銀行、株式会社三井住友銀行の3行と総額900億円の大規模なシンジケートローンによる限度貸し出し契約を締結。

このシンジケートローンは、シンジケート団を組み、ローンを行うことにより、金融機関からの貸し倒れのリスクを分散すると同時に、多額の資金を一度に借り入れることができるため行っている。


外部リンク

くにうみアセットマネジメント株式会社 プレスリリース
http://www.kuniumi-am.co.jp/site/file/tmp-he4A8.pdf
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