2014-10-01 11:00
エコ
世界初、東京メトロが銀座線新造車両に主回路システムシステムを採用

2015年度から営業運転開始
東京メトロは9月24日、東京メトロ銀座線の新車両に、東芝の全閉PMSM(全閉式永久磁石同期電動機)とSiC(炭化ケイ素)ダイオードを用いたVVVFインバータ装置などを組み合わせた主回路システムを採用すると発表した。同システムが採用されるのは世界でも初めてで、同社は2015年度に運転開始予定の銀座線1000系車両(3次車)に同システムを搭載する。
同社は現在追加導入を進めており、2016年度までに、すべての銀座線車両を1000系に置き換える予定だ。
(画像はプレスリリースより)
1編成あたり920kWhの省エネに
これまでに導入されてきた1000系1・2次車は、従来車両01系のIM(誘導電動機)主回路システムと比較して約30%の消費電力削減を実現しており、今後導入される予定の3次車では、さらなる省エネルギー化を目指し、PMSMを改良して効率の向上を図った。この新車両は、IM主回路システムと比較して約37%の消費電力削減を見込んでおり、具体的には1日平均、1編成あたりで920kWhの電力量(一般家庭92世帯分)が削減できる。

外部リンク
東京メトロ ニュースリリース
http://www.tokyometro.jp/news/
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