エネクトニュース

シンガポールを拠点として東南アジアと太平洋地域全体のソリューション提供を、電子機器や家電製品の販売を通じておこなっているパナソニック・アジア・パシフィックは、先頃シンガポールで開かれたエコ社会実現への技術展示会『Build Eco Xpo（BEX）Asia 2014』において、大学寮向けのエネルギー・マネジメント・システム【HoEMS】を公開したと発表した。

（HoEMS　画像はプレスリリースより）

熱帯に位置するシンガポールでは、家庭で消費される電力の約30％がエアコンによるもので、学業にいそしむ学生が住む大学寮にいたってはその電力比率が56％に昇っている。

そこでクラウドを用いてエネルギー管理の行える【HoEMS】を設置することで、大学寮内の消費エネルギーを可視化し、エアコンなど多大に電力を消費する機器を集中管理・制御することで、大幅な省エネを実現するほか、学生たちへ省エネに向けた活動・行動変化を促すこともできる。

（スマホによる遠隔管理も可能　画像はプレスリリースより）

また【HoEMS】は電力料金を換算する際、「低い設定温度での料金ほど高額にする」といった人為的な料金設定も可能で、一層の省エネ意識の向上に役立たせることもできるシステムとなっている。

外部リンク

技術・人をつなげる、パナソニックの大学寮向け エネルギー・マネジメント・システム（動画）
https://www.youtube.com/watch?v=enUz0AQFK2I

パナソニック　プレスリリース（PR TIMES）
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001377.000003442.html

パナソニック　スマートHEMS
http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/aiseg/index.html