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株式会社NTTファシリティーズは、島根県にメガソーラー発電所「F松江太陽光発電所」を建設し、10月2日に竣工式を実施したことを発表した。

（完成イメージ図 画像はニュースリリースより）

「F松江太陽光発電所」は、NTTファシリティーズにおいて32か所目、島根県においては1か所目となる太陽光発電所で、島根県松江市宍道町佐々布868-42他にある宍南商事有限会社が開発した民有地を借りて建設された。

設置容量は1.7287MWで、想定年間発電量は一般家庭約517世帯分の年間消費電力量に相当する約1861MWhを見込んでおり、発電は2014年9月17日より開始しているとのことだ。

「F松江太陽光発電所」の技術的特徴としては、ストリングの最高直流電圧を1000Vまで高めた高電圧システムを採用しており、従来の最高電圧600Vのシステムと比べてストリング数の削減や、パワーコンディショナパッケージの削減を実現し、構築コスト低減を可能とした。

また、高電圧化によって直流配電損失の低減とパワーコンディショナの変換効率向上も実現し、一般的には70％ほどのシステム総合効率が最大90％を実現している。

NTTファシリティーズでは今後も、再生可能エネルギー普及拡大や社会の環境負荷低減をしながら、太陽光発電事業を展開しノウハウの獲得および蓄積を目指すとしている。

外部リンク

NTTファシリティーズ ニュースリリース
http://www.ntt-f.co.jp/news/heisei26/h26-1002.html