2014-10-03 12:00
太陽光発電
計56MW、たはらソーラー・ウインド発電所が営業運転を開始

ハイブリッド型発電所
三井化学、三井物産、シーテック、東亞合成、東芝、東レおよび三井造船の7社は9月30日、、トランスバリュー信託と発電事業者として2012年11月から建設を開始してきた国内最大規模の太陽光・風力のハイブリッド発電所「たはらソーラー・ウインド発電所」が10月1日より営業運転を開始すると発表した。(画像はニュースリリースより)
同発電所は太陽光発電と風力発電を設置したハイブリッド型発電所として国内最大規模であり、事業に参加した各社の知見を活かし、実証実験の場としても活用される予定である。
太陽電池モジュールについても、単結晶シリコン1種、多結晶シリコン2種(メーカー2社)、化合物系1種と4種類を使用し、遠隔監視システムによる各発電状況データの収集・分析を行う。
また、参加各社は中部電力と技術的な協力関係を維持し、国内最大級のメガソーラーならではの新たな技術的知見の習得を進めていくとしている。
杉230万本に相当
同発電所は愛知県田原市緑が浜に、太陽光50MW、風力6MWの発電設備を設置し、今年6月からの試運転を経て営業運転に至った。年間発電量は約67500MWh/年(太陽光および風力発電合計)で、田原市総世帯約9割に当たる約19000世帯の使用電力量に相当する。
CO2削減量は約32000トン/年で、これは約230万本の杉の木のCO2吸収量に相当する。
同発電所は愛知県田原市内の教育機関(小・中・高等学校等)の環境学習の場として活用される予定である。
外部リンク
三井化学 ニュースリリース
http://jp.mitsuichem.com
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