エネクトニュース

兵庫県三田市が、再生可能エネルギーの導入促進と災害時の電力確保、地域経済の活性化を目的に、公共施設の屋根貸しによる太陽光発電事業者を募集している。

（画像・三田市）

対象となる施設は、市営住宅、消防署、地域交流センター、総合文化センターなど6か所。1施設あたり10kW以上の発電を見込んでいる。

事業者は、国の「再生可能エネルギー固定価格買取制度」を活用して、発電電力を最長20年間、販売できる。収入の一部は施設使用料として市に納付される。災害時は、非常用電源として市が無償で利用する。

募集は市内外を問わず、公募条件を満たす法人や団体を対象とする。資材調達や施工などは可能な限り市内の業者へ発注することを条件としている。審査では、事業収支計画や施工方法の他、施設を活用する市民向け環境学習の提案項目なども含まれている。

10月17日には、対象施設の現地見学会が開催される。参加申し込みは15日まで、同市環境・省エネ推進課で受け付けている。審査を経て11月下旬以降、事業予定者を決定し、来年5月末には発電事業を開始する予定となっている。

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三田市
http://www.city.sanda.lg.jp