2014-10-17 14:00
太陽光発電
旭硝子の軽量ガラスとFRPを使用した北九州最大のメガソーラーが本格稼働を開始

耐久性と施工性向上
旭硝子は10月14日、同社の化学強化特殊ガラス「Leoflex」と同子会社のAGCマテックスのFRP(ガラス繊維強化プラスチック)素材「プラアロイ」が採用された「エネ・シードひびき太陽光発電所」が同日より全面運用を開始したと発表した。同施設は発電規模20.5MWと北九州市最大で、エネ・シードひびき株式会社が運営する。
沿岸部に立地するこの施設は、軽量ガラスやFRPの特長を活かした製品を採用することで、ソーラーパネルの劣化や架台の腐食といった課題を解決し、メガソーラーの耐久性と施工性の向上を図った。
(画像はプレスリリースより)
パネル2割の軽量化
同施設に設置されたのは三菱電機が開発した両面ガラス軽量ソーラーパネルで、この両面に軽くて強い「Leoflex」が使用され、架台には軽くて錆びない「プラアロイ」が使用された。両面ガラス軽量パネルは、耐湿性に優れるガラスを両面に使用することで、長期間にわたりパネルの劣化を抑え信頼性を高めたもので、通常の片面ガラスのパネルと比べて約2割の軽量化を実現した。
また、軽くて錆びない「プラアロイ」による架台は厳しい環境条件においても高い耐久性が期待されており、この一部には、NTTファシリティーズと共同開発した施工性の高い新設計の架台が採用された。
外部リンク
旭硝子 ニュースリリース
http://www.agc.com/news/2014/1014.pdf
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