2014-10-18 08:00

電気自動車

BYD、120人乗り世界最大の電気自動車を発表

TheLancaster
「The Lancaster」、ヒューストンでデビュー
中国の大手自動車メーカーBYD Mortorsが、世界最大の電気自動車を発表した。

(画像はプレスリリースより)

10月14日、アメリカ・ヒューストンで開催されている公共交通機関見本市「2014 American Public Transportation Association(APTA) EXPO」で、世界最大の電気自動車が発表された。

これは、BYDがアメリカ市場をターゲットに2年かけて開発した120乗りの大型バス。「The Lancaster(ランカスター)」と名付けられた。多くの来場者を前にして、華やかなライトニングや音楽とともに華々しいデビューを飾った。

バス2台連結 夜間の充電で日中走行が可能
大型バスは2台のバスを連結してあり、車両の長さは60フィート(約18メートル)。1回の充電で、都市交通機関における1日の上限走行距離、170マイルの走行を実現している。夜間に充電すれば日中1日走行が可能である。

この夏には、エアコンをフル稼働し、満員乗車を想定した5,250ポンド(約2,381キログラム)の砂袋を積み込み、100マイル(約160キロメートル)の広告を兼ねたテスト走行を実施済みだ。

BYDは、アンテロープバレー輸送局(AVTA)で活用している40フィート(約12メートル)の電気自動車バスも展示した。AVTAの会長は、ロサンゼルスからヒューストンまでの1,500キロメートルを、ゼロ・エミッションで走行したということだ。

BYDは、カリフォルニア州に製造拠点を設け、ランカスターをアメリカ国内で生産することを決定。積極的にアメリカ市場に乗り出していく。


外部リンク

BYD Mortors
http://www.byd.com/
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