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2014-10-25 18:00

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ダイキン工業よりZEBに向けたビル用エアコンの新製品発売が発表

VRV X
年間運動効率を大幅に向上させたビル用エアコンを発売
ダイキン工業株式会社は、建物全体の1次エネルギー(石炭・石油・天然ガスなどを利用したエネルギー)消費を正味、または概ねゼロとなるエネルギー自立型建築物(ZEB)の実現に向け、年間運動効率を大幅に向上したビル用マルチエアコンの『VRV X』シリーズ全18機種を2015年3月2日より発売すると発表した。(画像はプレスリリースより)

商品の特徴
商品の特徴は次のようになっている

・ZEB化を目指すキー技術を搭載し、従来比年間20%省エネとなる
空調の年間使用状況を調べた結果、真夏・真冬といった負荷が高い中での運転時間は短く、運転時間の約90%が機器の定格能力の50%ほどで運転されているため、負荷が少ないときに効率良く運転し、ZEB化を実現する。

・外気温度が50℃でも冷房運転を維持する
新形状プロペラファンを搭載しており、そのため熱交換効率が向上され高温時の能力低下が抑えられる。くわえて独自の冷媒冷却回路のため外気温度にかかわらず電機部品を冷却できる。

・配管接続の自由度と室内機接続容量を拡大しているため、設計自由度が向上している
配管接続で室外機を出て一つめの分岐からもっとも遠い室内機までの距離が40mから90mまで拡大されているため、1フロアの面積が広くても1系統での展開が可能となった。くわえて室外機に接続できる室内機の容量を最大130%から200%まで拡大されているため、より多様な設計ニーズに応えられる。

ビル設備において5割を占めている空調の消費エネルギー
開発の背景はZEBの動きが海外先進国と同様に日本でも加速しており、2020年までには新築公共建物等にて、2030年までには新築建築物の平均でZEBを実現するというロードマップが公表されていることがある。

そのためビル設備において消費エネルギーの5割を占める空調気の大幅エネルギー消費削減が求められているためである。


外部リンク

ダイキン工業株式会社 プレスリリース
http://www.daikin.co.jp/press/2014/141021_1/index.html
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