• TOP
  • >
  • エコ
  • >
  • 蓄積状況を発信するスマートごみ箱が日本初上陸
2014-10-26 11:00

エコ

蓄積状況を発信するスマートごみ箱が日本初上陸

スマートごみ箱
ごみ収集を効率化
日本システムウエアは10月23日、米国BigBelly Solar社と日本における独占的販売代理店契約を締結し、同日より自治体や教育機関などの公共エリアや大型商業施設向けのごみ収集に適したスマートごみ箱「BigBelly Solar(ビッグベリー・ソーラー)」の販売を開始したと発表した。

同製品は既に、米国ではフィラデルフィア市やボストン市などの自治体やジョージア大学やハーバード大学、マサチューセッツ工科大学などの教育機関で広く導入されており、世界45か国以上でごみ収集作業の効率化に役立っている。

今回、販売を開始したことで同社は日本国内でも自治体および教育機関をはじめ、遊園地やショッピングモール、スタジアムなどの大型商業施設、観光地や公共機関などを対象に2年間で200台の導入を目標としている。

(画像はプレスリリースより)

最適な収集ルートを算出
米国BigBelly Solar社の開発した同製品は、ごみ箱自体が箱上部のソーラーパネルで発電・蓄電しながらごみの蓄積状況を携帯電話網を介して発信し、ごみ箱個々の情報を随時集計して最適な収集ルートを算出する管理コンソールと合わせて構成されるごみ箱ソリューションである。

同製品の導入にかかる費用は導入規模等に応じて1台あたり25~45万円程度。

管理コンソールによって、ごみが溜まったごみ箱のみを選択した収集計画を立てられるだけでなく、収集ルートの最適化によって作業時間の短縮や燃料代の削減し、作業員の人員配置やごみ箱設置場所の最適化を行うこともできる。

ごみ箱からの情報は、外出先からでもスマートフォンやタブレット端末などで確認することが可能だ。


外部リンク

日本システムウエア ニュースリリース
http://www.nsw.co.jp/topics/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook