2014-10-27 10:00
エコ
横浜港、【省エネ型ヤード照明】実証実験を実施

「港のスマート化」 埠頭の屋外照明に採用
神奈川県の横浜港で、埠頭の屋外照明を対象にした「省エネ型ヤード照明」の実証実験が行われている。(画像はプレスリリースより)
これは、国土交通省関東地方整備局、横浜市、港湾事業所及び横浜港埠頭株式会社が共同で行う事業。「港のスマート化」を目指した取り組みで、10月3日から実施している。
実験では、埠頭に設置された高さ約35mの照明鉄塔に3種類の照明を設置し、性能を調査する。照明は、従来型の「高圧ナトリウム灯」に高反射投光器を組み合わせた「高反射型高圧ナトリウム灯」、発光色が一般的なLED照明に近い「LED(白色)」、高圧ナトリウム灯に近い「LED(黄白色)」が用意された。
従来通りの明るさを保ち、省エネ効果
港湾関係者へのアンケートで、明るさ、まぶしさ、光の色、作業環境への影響などの「印象調査」を行った結果、いずれの照明も必要な照度を満たしていることがわかった。アンケートでは「明るさは従来と変わらず省エネ効果がある」、「白線やコンテナの文字が見やすい」、「明るい部分と暗い部分の差が明確」などの感想が挙げられた。
横浜港では、今後、天候による見やすさの変化や照明器具の耐久性なども調査し、実施に向けた試験を継続していく。
外部リンク
横浜市港湾局
http://www.city.yokohama.lg.jp
横浜市港湾/プレスリリース
http://www.city.yokohama.lg.jp/news
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