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2014-11-03 23:00

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三菱重工業とヴェスタス社合弁会社の風力発電試験器が世界最高の発電量を記録

MHIヴェスタス
MHIヴェスタスの風力発電機が世界最高の発電量を達成
三菱重工業とデンマークのヴェスタス社による合弁企業であり、洋上風力発電設備専業会社でもあるMHI Vestas Offshore Wind A/S(MHIヴェスタス)は、定格出力8,000kWhである風力発電試験機のプロトタイプ機の「V164-8.0MW」を用いて24時間で19万2,000kWhの発電を記録した。これは1基の風力発電設備が1日に達成した発電量では世界最高である。この発電データはウスタイル試験場を所有するデンマーク技術大学により計測された。

V164-8.0MWの仕様
V164-8.0MW仕様は次のようになっている。

定格出力:8,000kW
翼長:80m
受風面積:21,124平方メートル
ナセル体格:全長24m×全幅12m×全高7.5m
ナセル重量:約390t
ハブ高:約105m(プロトタイプ140m)
全高:約187m(プロトタイプ220m)
(三菱重工業プレスインフォメーションより引用)


V164-8.0MWは現在、形式認定取得を目指している世界最大の風力発電設備である。

今回の世界記録はデンマーク北部ウスタイル試験場において、10月6日から7日にかけて24時間に実施された陸上実証運転で達成されたものである。

なおこの発電量は同試験場近郊の都市ティステッド(Thisted)の1日の電力需要を賄うには十分なものとなった。


外部リンク

三菱重工業 プレスインフォメーション
http://www.mhi.co.jp/news/story/141028.html
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